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Road to Hiroshima

Road to Hiroshima

実施日:2007年3月11日から2007年3月16日

Doo-Upメンバーの一人、岡崎が春休みを利用して東京から地元広島まで単身自走で帰るという壮大すぎる挑戦のレポート。

はじめに

ロードレーサーを持っているからには実家のある広島までバイクで帰りたいものだと思っておりました。数ヶ月前から費用を貯め始め、春休み、絶好の機会。金もたまった。行くしかない。3月12日午前2時30分東京出発。強烈な寒さ、風に心を折られそうになりながらも、事故もなく雨にも降られず、3月16日24時30分広島に無事到着いたしました。以下、今回の旅の詳細なレポートです。長いですが読んでいただけたら幸いです。

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11日(0日目)

この日は大山マラソン。レース後は豆腐懐石料理。OBのかたがたからロングライドについていろいろとアドバイスをいただきモチベーション上昇。夕方6時ごろ帰宅。準備はもうしてあるしもう寝よう。あしたは早いし。心残りはバイクの掃除ができなかったことくらいか。

荷物はリュックひとつ

バイクジャージ上下2セット、ウインドブレイカー、靴下2、お金、学割2枚、電話、輪行袋、チューブ4、ボトル1、時計、めも、パンク修理キット、サイコン、オイル、ディグリーザ、メット、クリート、ライト、アミノバイタルプロ7、手袋、地図 外出着(薄手のパーカーと短パン、寒かったです、、)くつ(足袋みたいな形状)

荷物は極限まで少なくしたつもり。特に困らなかった。バイクジャージは手洗い。朝には大体乾く。

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12日(1日目)

朝2時30分出発。寒いが耐えられる程度。環七から246へ(箱根は避けることに)出だしは好調、3時には東京を脱出。風もなく交通量もまだ多くない(上り線はトラックが結構走っている)伊勢原を過ぎたあたりからこの旅初めての峠がスタート。先のことも考えて淡々と上る。のぼりが終わりトンネルをぬけると秦野市を一望できる。ぎりぎりで夜景を楽しめた。

松田を過ぎたあたりでバイパスに迷い込む。引き返すわけにも行かないので直進。だんだん自転車の走るスペースがなくなってくる。大型トラックが次々とやってくる。やばい。脱出不可能。体力もなくなってくる。ふらふらになりながらバイパス脱出。

静岡県に入り富士山が見え始める。いつの間にか394にはいっている。まあいいや。どうせ合流するし。しかしもうつぶれる寸前。富士山を眺めながら道端で一瞬昼寝。贅沢な時間。体力が回復し、のぼりを走りきると沼津までくだり。

快調に下っていったが裾野を過ぎたあたりで強風が吹き始める。ゆっくり下る。9時、1号線に合流、と同時に思いっきり向かい風。20km/hあたりをさまよいながら富士川までたどり着く。蒲原で初めて海が見える。と、同時に強烈な向かい風。これは尋常じゃない。たまにハンドル操作もできなくなる。おかしいって。15km/h。海沿いに自転車専用レーン、しかもかなり広い。風なかったらたのしいだろうなあ。

何とか、清水に到着。この風じゃあ、これ以上こいでもしょうがない。静岡で泊まろう。

静岡駅まで市街地を約10キロ。看板が風で倒れる。ありえない。すでに12km/h。2時ごろ静岡駅。蒲原〜静岡Av17.1。まあ、明日頑張ろう。

1日目の記録
時刻場所走行距離(km)走行時間Max(km/h)Ave(km/h)
2:30出発----
3:30長津田----
4:30厚木41.671:46:0647.623.6
-松田39.771:25:0449.321.3
8:00御殿場25.521:23:1637.518.4
9:00沼津26.51:05:3245.426
11:30蒲原28.371:13:5136.923
14:00静岡33.331:57:0832.517.1
合計-195.168:50:57--

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13日(2日目)

天気図を見ると思いっきり西高東低。ということは今日もかぜ、、?6時出発。寒い。この間まで、あんなに暖かかったのに。天気予報によると寒さは数日続くということ。まあ、しょうがないか。

走ってみると風そうでもない。いける。10kmほどで宇津ノ谷峠。茶畑を眺めながら走れるお勧めの峠。その後は1号線をひたすら直進。地味に風が強くなっていくが昼ごろ浜松に。だいたい3分の1か、頑張ろう。しかし、風が本格的に強くなりつつある。

浜名湖に到着。浜名湖にかかる西浜名橋からの風景は格別。こうゆう風景を見ているとここまで本当にこいできたんだと実感させられる。自転車の旅のよさってこうゆうことだよな、と思う。

このまま1号線を行ってもいいのだけれど強風の中のろのろこぐより、峠を通ったほうが楽しいだろうということで、浜名湖左岸を301で北上し4号線で峠越。峠はたんたんと上っていると難なく超えられこのみちで正解だったかなと。頂上で静岡脱出。静岡って風の思い出ばっかりだったなあ。

豊川で2時くらい。岡崎まで行けばいい時間かな。自分と同じ名前だし一度いってみたかった。しかし、岡崎までの一号線は道が細く、大型トラックが容赦ないスピードで行き交い、危ない。しかも風。半分きれながら岡崎に。岡崎城の近くの宿に宿泊。

2日目の記録
時刻場所走行距離(km)走行時間Max(km/h)Ave(km/h)
6:00出発----
17:00岡崎159.198:53:5744.118.5

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14日(3日目)

やばい、暴風警報がでてる。学校やすみになるよ。しかし、行くしかない。実際走ってみるとそうでもない。快調に名古屋に到着。名古屋市街に行きたかったが遠回りになるので断念。70号線は交通量が少なく途中から田舎で気持ちいい道。

四日市でうどんを食べるとすでに西日本仕様。どこが境目なのだろうか。その後のルート奈良方面か京都方面かで迷ったが直感で京都方面477へ。しかしそこには今回最大の難関鈴鹿山脈(鈴鹿スカイライン)が待ち構えていた。よく考えると山脈越えは初めて。午後1時スタート。最初からなかなかきつい。冬季閉鎖のため途中から車は通行止め。車を気にせずに走れる。しばらく行くと道端に雪を発見、つまり寒い。のぼりでもこんなに寒いのは初めてだ。さらに上ると傾斜がきつくなり風も吹き始める。そして長い。2時16分ようやく頂上へ。標高830。くだりもまたきつい。寒すぎてスピードが出せない。また、ところどころ路面が雪で覆われていて危ない。くだり終えると野洲川ダムを一望できる。今まで見たことがないような神秘的な水の色。大ボスの最後を飾るにふさわしい景色だった。

ここで、みちを間違えて9号線へ。せっかくスカイライン越えたのにショートカットに失敗。一号線から27へ。27で今回初のパンク。27→42→近江大橋(自転車は無料)。近江大橋から琵琶湖沿岸の夜景をのぞむ。大津は意外とかなりの都会で夜景もかなりのもの。今日は大津で終了。

3日目の記録
時刻場所走行距離(km)走行時間Max(km/h)Ave(km/h)
6:00出発----
-四日市77.193:38:1440.421.2
19:00大津106.555:47:2948.618.4
合計-183.749:25:43--

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15日(4日目)

明石焼きの写真

前日遅かったこともあり9時出発。京都目前。京都方向の標識の通りに進んでいくと、なぜか同じ位置に戻ってしまった。何とかこの無限ループから脱出し京都市外へ。本願寺、東寺を横目に一気に駆け抜けました。171で高槻→茨城→箕面→池田→伊丹そして西宮で2号線へ。神戸の道はすばらしい。自転車用スペース(一車線目と歩道の間)がほぼ一車線分ある。やはり再開発の影響なのか。

ぽつぽつ雨が降り出したので明石で終了。駅で明石焼き食べちゃいました。

(掲載の写真は明石焼きです。)

4日目の記録
時刻場所走行距離(km)走行時間Max(km/h)Ave(km/h)
9:00出発----
15:00明石112.685:30:4150.820.4

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16日(5日目)

尾道ラーメンの写真

6時出発。日本の南に低気圧出現。今までの高気圧低気圧は北に押し出されたようで、もうすでに西風はない。勝負。2号線を約30km/hで加古川→高砂→姫路(一瞬姫路城見えました)2号線→64→250。兵庫と岡山の県境で峠。鈴鹿程ではない、プチラヴォスのようなもの。

再び2号と合流し岡山へ。岡山で昼食にしようかと思ったがまだ粘れそうで、もったいない気がしたので一気に倉敷へ(162)。ココまでAv24.4。これまで20以下だったことを考えるとすばらしい数字。風がないってすばらしい。429で二回目のパンク。2号線、もうすぐ広島県だ。しかし感動の広島県入りの瞬間は見落とし。

福山で5時、これだと尾道で6時、尾道〜広島が100km弱、無理して今日中に帰っちゃおうかと思い始める。尾道ラーメンを食べながら、やっぱ行くっきゃないと決心。外はもう真っ暗。初の夜ロングライド開始。サイコン見えない。いきなり前ライト電池切れ。コンビニで電池入れ替え出発。僕の前ライトはなるしまで一番高いだけあって、なかなかの光量。それでも夜道になれるのは少し時間がかかった。

(掲載の写真は尾道ラーメンです。)

2号線の東広島〜広島間は大型トラックが多く、地元では危ないことで有名な道。そこを回避するために三原で75へ。ココで夜の峠を体験。きつさは変わらないが、車があまり通らないため心細くなってくる。

竹原で185へ。途中で35へ行こうか迷ったが、夜から山に入るのは不安なので海岸線沿を行くことに。ただひたすらこぎ続ける。道に変化がないのが意外ときつい。

11時ごろ呉。ココまで来ればなんとなく帰ってきた気になる。ここまで15時間くらいこいでいる。さすがになえてきたがこぐしかない。

そして日付が変わったころ広島市到着。知ってる道だ。実際にゴールしてみると、ココまで自分でこいできたということが一瞬分からなくなる。が、市街を走っているとだんだん実感がわいてきた。本当に感慨深いゴールだった。

5日目の記録
時刻場所走行距離(km)走行時間Max(km/h)Ave(km/h)
6:00出発----
-倉敷136.845:36:0848.824.4
24:30:00広島177.037:27:0753.823.7
合計-313.8713:03:15--

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おわりに

総走行距離964.64km、総走行時間45時間44分33秒、こうやって見ると自分でもなかなか頑張ったと思います。まる二日間くらいバイクの上にいたわけですからね。

バイクでスピードを出す力量がついたかどうかは分かりませんが、長い距離を走る根性はついたとおもいます。あと、一桁号線を走っているといきなりバイパスに迷いこんだりする事がありましたが、そのようなことがないような道選びをすることができるようになりました。そんな意味でロングライドレベルは上昇したかなと。そして、何より広島まで自転車で帰れたという事実が自分にとって大きいとおもいます。

最後になりましたが、いろいろとアドバイスして下ったOBの方々、この旅を気にかけて応援してくれた方々、毎日生存確認メールをしてくれた先輩方本当にありがとうございました。

総合記録
走行距離(km)走行時間Max(km/h)Ave(km/h)
964.6445:44:3353.821.1

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